2009年 7月 27日 沖縄タイムス
『琉大事件 名誉回復求め/元学生そろいシンポ/平和訴えた誇り胸に』
1950年代の米軍統治下で平和運動にかかわり米軍の圧政を批判した学生を、琉球大学が2度にわたり処分した「琉大事件」を考えるシンポジウムが那覇市の県立博物館・美術館であった。
*画像は、ワザとぼかしてます
シンポジウムの会場やパネリストから
「島ぐるみの抵抗運動へつながる力の発露」
「処分撤回の放置は沖縄社会全体の問題」
などの指摘が上がった。
パネリストの新崎盛暉沖縄大学名誉教授は
「むき出しの弾圧の中でも民主主義を下からつくっていく力が、その後の島ぐるみ闘争を切り開いた」と指摘。
その上で、「半世紀前の事件がまだ十分に認識されないなら、今の沖縄社会の問題として考えなければならない」と強調した。
0コメント