2017.08

この本の内容深い闇に包まれてきた日米「核密約」―。その存在が指摘されながらも自民党政権は一貫してこれを否定してきた。唯一の被爆国であるにもかかわらず、なぜ日本政府は国民を欺いてまで、米国による核の持ち込みを黙認してきたのか？民主党政権による日米密約調査の引き金を引いたジャーナリストが、日米双方の関係者一〇〇人以上の証言と、膨大な数に上る一次資料を駆使し、その真実に迫る。密約解明の決定版。今なお米国の「核の傘」の下にあるわが国の、将来の安全保障を考える上でも必読の書である。この本の目次第１章　なぜ今、「核の傘」、そして「核密約」なのか（「核の傘」をめぐる謎「核密約」を日米双方の視座からあぶり出す議論の進め方）第２章　「核の傘」はいかにして築かれたか（幻の...
昭和34年、奄美から大阪へ移住した母。 私の母が働いていた会社は、西淀川区にあった。その頃の職場での写真を見ると新婦人という言葉も目に入る…私の父は、兵庫県西宮市出身。 共産党党員で、かなりの活動家。そして、日本人。そんな父との結婚に、 私の祖母（奄美人）は猛烈に反対そんな祖母と同居(^^;私は１２才までは此花区に住んでいて夜は、私は父と一緒に伝法高見診療所の隣の事務所などに行く事も多かった。ビラを持って帰り、家で数人の党員と一緒にビラ折りをしたりもした。伝法高見診療所の待合室には、「広島県産業奨励館」の写真（原爆が落とされる前の写真）が飾られていた。